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古遠部温泉(青森県平川市)

濁り湯 掛け流し

古遠部温泉の日帰り温泉入湯記



 古遠部温泉は、青森県の碇ヶ関から程近い秋田県との県境にひっそりとある一軒宿。
 古遠部温泉と書いて「ふるとうべおんせん」と読む。

 周辺に住宅街などないかなりの山奥であるにもかかわらず、訪れる人はわりと頻繁だ。日帰り温泉として一定の地位を確保しているようだ。
 受付で格安(200円台)の入湯料を支払い、中へ。

 浴室はヒバ造りの素朴なもの。浴槽は1つで、露天風呂などはない。その代わり、大量の温泉水が浴槽にどばどばとかけ流されている。
 湧出量は毎分500リットルとのこと。湯船からあまりにもたくさんのお湯が流れ出しているので、洗面器が流れていきそうだ。このお湯を利用して浴槽の床で寝湯を楽しんでいる人もいる。その一方で床につばを吐くおじさんなどもいたりするというとてもおおらかな温泉だ。

 お湯は茶色で、近くの奥奥八九郎温泉と似たような色。赤土の中の水溜りのような感じだ。味も、奥奥八九郎温泉同様、サイダー味+鉄味。
 かなり濃い泉質のようで、長湯する人はあまり多くなく、寝湯をしている人意外はかなり回転が早い。確かに長湯すると湯あたりしてしまいそうだ。

 風呂から出た後、地元の人と話をしたという妻に聞いたら、湯治客が全国から押し寄せるのだそうで、傷なども少し湯に浸かるだけですぐに治ってしまうのだそうだ。
[2006年04月29日入湯]

古遠部温泉の地図

●住所:青森県平川市

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湯めぐりと旅行とDIY好きの家族です。
住んでるとこは中部地方。
最近は多忙で、湯めぐりする機会になかなか恵まれず、悶々としている今日この頃です。
以前は毎週のように温泉に通ってたけど、最近は年に数度の遠征旅行で温泉を巡っています。

このページに記載されている古遠部温泉の体験記は、主観に基づくものです。
特に、掛け流しかどうかは「掛け流しと感じたか」どうかを基準としている場合があります。浴槽の一部のみが掛け流しの場合、その時の気分によって掛け流し認定していたり、掛け流し認定していなかったりということがあります。(気まぐれということです。)
また、データは基本的に入湯日(2006年04月頃)のものとなっています。入湯料などは変動する可能性があります。
施設の都合により日帰り入浴をやめている、繁忙期は日帰り入浴を受け付けないなど例外的措置をとっている場合がありますのでご注意ください。