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【五色温泉】五色の湯旅館(長野県高山村)

混浴 濁り湯 掛け流し

五色温泉・五色の湯旅館の日帰り温泉入湯記

 お湯が五色に変わるということから名づけられた温泉。その日の天候やお湯の鮮度など、さまざまな条件でお湯の色が変わるらしい。その評判がずっと前々から気になっていた温泉だ。
 日帰り入浴は午前10時から午後3時。午前10時のオープンに併せて、9時50分頃に駐車場に到着。朝一番なので先客はいない。せっかくなので家族全員で混浴の露天風呂に入る。
 川沿いの露天風呂は、野趣満天。お湯は少し黒っぽいような緑っぽいような色だが、ほぼ透明だ。そしてお湯の上に白い粉のようなものがたくさん浮いている。おそらく温泉成分だろう。温泉の横にはホースがあり浴槽内にお湯が注ぎこまれているが、湯量が多すぎるのか、大部分は川のほうに放流している。もったいないようなありがたいような複雑な気分だ。
 お湯に入ると、下からむあーっと湯の華が大量に浮いてい来る。ここまで大量の湯の華は見たことがないほどだ。しかも、白い湯の華に混じって、真っ黒な湯の華が浮いてくる。あまりにも量が多いので、最初は汚れかと思ったほどだ。
 20分ほどして他の客が来たので出る。まだ誰もいない女湯のほうを見せてもらったら、こちらは白濁したお湯だった。

 続いて内湯へ行く。内湯は4、5人入るといっぱいになってしまう小さなものだ。お湯は、きれいな緑色をしている。木の樋からお湯がこんこんと流れているが、そのお湯は透明だ。樋の底には露天風呂と同様黒い湯の華がこびりついている。
 熱めの源泉が流れっぱなしなので、お湯はとても熱い。あまりにも熱いので少し水で埋めて入った。
 浴槽に浸かり上を見ると、とても高い天井まで所々梁がむき出しになっておりこちらもまたいい感じだ。

 露天風呂に虫が浮いていのが唯一指摘すべき点。だが、これだけの野湯となるとしかたあるまい。全体的に満足度の高い、いい温泉だった。
[2005年06月19日入湯]

五色の湯旅館の住所

●住所:長野県高山村

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湯めぐりと旅行とDIY好きの家族です。
住んでるとこは中部地方。
最近は多忙で、湯めぐりする機会になかなか恵まれず、悶々としている今日この頃です。
以前は毎週のように温泉に通ってたけど、最近は年に数度の遠征旅行で温泉を巡っています。

このページに記載されている五色の湯旅館の体験記は、主観に基づくものです。
特に、掛け流しかどうかは「掛け流しと感じたか」どうかを基準としている場合があります。浴槽の一部のみが掛け流しの場合、その時の気分によって掛け流し認定していたり、掛け流し認定していなかったりということがあります。(気まぐれということです。)
また、データは基本的に入湯日(2005年06月頃)のものとなっています。入湯料などは変動する可能性があります。
施設の都合により日帰り入浴をやめている、繁忙期は日帰り入浴を受け付けないなど例外的措置をとっている場合がありますのでご注意ください。