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【八九郎温泉】奥奥八九郎温泉(秋田県小坂町)

混浴 無料・寸志風呂 濁り湯 掛け流し

八九郎温泉・奥奥八九郎温泉の日帰り温泉入湯記

 奥奥八九郎温泉は、秋田県と青森県の県境付近にある野湯
 無料の温泉で、お湯がジャグジーのように湧いていて、その源泉に浸かることができるというワイルドさが売り。
 「奥奥八九郎温泉に行かずして、秘湯マニアは名のれない」というネット上の口コミ情報をもとに行って来た。

奥奥八九郎温泉への道のり

 奥奥八九郎温泉は、国道282号から数km奥に入ったところにある。事前に口コミサイトやネットでの情報で大体の場所を調べてあったので、それほど迷わずに入口の林道までたどり着くことができた。
 林道を進んで行くと、雪が残っており、そのあたりに何台かの車が停まっていた。そこから温泉まではあと1km程なので、林道を歩く。
 雪は部分的に残っているが、概ね歩くのは容易。川を越えしばらく行ったところで、念願の奥奥八九郎温泉に対面。

奥奥八九郎温泉のお湯

奥奥八九郎温泉全景

 温泉の周囲は、湧き出た温泉成分で赤茶けている。誰が置いていったのか洗面器などもある。
 は、「たまたまそこに温泉が湧いている」というだけで、基本的には温泉施設ではないので、脱衣所もない。当然混浴だが誰もいないので、置いてあるコンパネの上で服を脱いでさっそく入湯してみた。

 お湯は入る瞬間はちょっと熱く感じたが、浸かってみるとちょうどよい湯加減。足元からは、ジャグジーのようにボコボコと温泉が湧出している。とても天然ものとは思えないほどすばらしい。お湯は赤茶けた色。最初はそれなりに透明感があったが、入っているうちにかなり濁ってきた。
 溢れたお湯は、近くにあるいくつかのくぼみに溜まり、そちらも浴槽として利用できる。こちらは少し緑がかった色をしている。

 ためしにお湯を飲んでみたら、炭酸味+鉄味のかなりまずいものだった。お湯の色といい味といい、濁河温泉のひめしゃがの湯に似ていると思った。

 これほどまですばらしい温泉は久しぶりだ。とてもいい体験をすることができた。

奥奥八九郎温泉の近くには、奥八九郎温泉が...

 この奥奥八九郎温泉の近くには、奥八九郎温泉があるという情報を得ていたのだが、今回は見つけることができなかった。

 もし次に来る機会があるならば、事前に入念に下調べをして来たい。

[2006年04月29日入湯]

奥奥八九郎温泉の住所

●住所:秋田県小坂町八九郎

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湯めぐりと旅行とDIY好きの家族です。
住んでるとこは中部地方。
最近は多忙で、湯めぐりする機会になかなか恵まれず、悶々としている今日この頃です。
以前は毎週のように温泉に通ってたけど、最近は年に数度の遠征旅行で温泉を巡っています。

このページに記載されている奥奥八九郎温泉の体験記は、主観に基づくものです。
特に、掛け流しかどうかは「掛け流しと感じたか」どうかを基準としている場合があります。浴槽の一部のみが掛け流しの場合、その時の気分によって掛け流し認定していたり、掛け流し認定していなかったりということがあります。(気まぐれということです。)
また、データは基本的に入湯日(2006年04月頃)のものとなっています。入湯料などは変動する可能性があります。
入湯当時は混浴でしたが、事情により混浴が中止になっている場合もあります。
無料風呂・寸志風呂は、季節や天候により入湯体験できない場合があります。