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【泥湯温泉】奥山旅館(秋田県湯沢市)

混浴 濁り湯 掛け流し

泥湯温泉・奥山旅館の日帰り温泉入湯記



奥山旅館は秋田県の秘湯・泥湯温泉の核となる温泉旅館。
個人的には、泥湯温泉は日本でも有数の秘湯だと思う。
泥湯温泉の入り口では道路の隙間からも蒸気が噴出しており、ものすごい勢いを感じる。
秘湯好きとしては温泉としてはこの上ない雰囲気なのだが、このガスで死者まで出てしまったという。なんとも気の毒な話だ。

さて、奥山旅館の日帰り入浴ではメインの大野天風呂と道路を挟んで向かい側にある「天狗の湯」という2つの浴場を楽しむことができる。
両者の中央にあるおみやげ物屋兼食事処で受付を済ませ、まずは天狗の湯へ行ってみることにする。

天狗の湯は、小さな浴槽が1つと外に混浴露天風呂がある。
内湯は小さく子連れではいるのもためらわれたので、露天風呂へ。露天風呂は2つあり1つは男性専用で、もう1つは女性も利用できる混浴露天風呂になっている。先客は1人のみ。お盆の書入れ時なのだが、とても静かだ。
お湯はやや熱めで白濁。すっぱい。





いったん服を着て道路の向かい側にあるメインの大野天風呂へ。ここはかつては混浴露天風呂だったが、数年前には仕切りが設けられさらに近年になってからはその仕切りも全く見通せないものになったとのこと。時代の要請だろうか。

大野天風呂というだけあって広さはまずまずだ。だが、中央の仕切りがなければもっと広く雰囲気がよかっただろうということは容易に想像がつく。



先ほどの天狗の湯と同様、先客は1人のみ。お湯は白濁しており、それほど熱くもなくとてもリラックスできる。
風呂の奥には、源泉地帯がむき出しになっておりとても野趣度が高い。そのガレ場の手前にススキが穂を出しかけているのが見え、秋がもうすぐそこに来ていることを実感させてくれる。

お湯よし、雰囲気よしの秘湯中の秘湯を楽しむことができた。
[2007年08月12日入湯]

奥山旅館の住所

●住所:秋田県湯沢市高松字泥湯沢

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湯めぐりと旅行とDIY好きの家族です。
住んでるとこは中部地方。
最近は多忙で、湯めぐりする機会になかなか恵まれず、悶々としている今日この頃です。
以前は毎週のように温泉に通ってたけど、最近は年に数度の遠征旅行で温泉を巡っています。

このページに記載されている奥山旅館の体験記は、主観に基づくものです。
特に、掛け流しかどうかは「掛け流しと感じたか」どうかを基準としている場合があります。浴槽の一部のみが掛け流しの場合、その時の気分によって掛け流し認定していたり、掛け流し認定していなかったりということがあります。(気まぐれということです。)
また、データは基本的に入湯日(2007年08月頃)のものとなっています。入湯料などは変動する可能性があります。
施設の都合により日帰り入浴をやめている、繁忙期は日帰り入浴を受け付けないなど例外的措置をとっている場合がありますのでご注意ください。