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倶利伽羅の里 祥楽の湯(石川県津幡町)

倶利伽羅の里 祥楽の湯の日帰り温泉入湯記

 祥楽の湯は、アルプラザ津幡の敷地内にある日帰り入浴施設。新しい施設でしかもショッピングセンターに隣接という混雑ぶりがうかがい知れる要素たっぷりだったので、来るのをためらっていたのだが、平日の昼に空き時間ができたので行ってみた。

 最近の入浴施設らしく、客が好みそうな要素満載。ホールは天井が高く、木製の大きな梁がめぐらされ店員はみな作務衣。「和」の雰囲気が醸し出されている。浴室のほうは若干暗めので黒っぽい石で統一され、浴槽の中がライトアップされている。
 露天のほうも、屋根付と屋根なしの2つの浴槽が上下に配され、上の浴槽から下にお湯が流れる仕組みとなっておりなかなかかっこいい。五右衛門風呂のような壷湯もある。岩組み、四阿など雰囲気も満天だ。そして茶のような植栽もなかなかいい。サザンカやサツキなどが植えられている。まだ葉が生えていないのでわからないが、シャラノキらしきものもあり、まさに茶庭だ。

 そんなこんなで雰囲気はいいのだが、お湯は最悪。浴場に入った瞬間に強烈な塩素のにおいが立ち込め、入ると肌がひりひりとする。祥楽の湯のお湯は正式な温泉ではなく、温泉成分を配合した人工の温泉のようだ。道後温泉のお湯を再現したというが、癖のない道後温泉をもされても普通の人はわからないだろう。そういえば、道後温泉といえば塩素を入れたことで問題になったことがあった。この塩素が道後っぽいとでも言うのだろうか?

 温泉からあがった後、パンフレットを見ていたら訂正シールが貼ってあった。はがしてみたら、温泉という文言が訂正されていた。まぁ、これを温泉と偽られてもここまでの塩素だともう何が何かわからない。たとえこれが温泉だったとしても、ここまでの塩素臭だったらもう入る気はしない。シャワーでキレイに洗い流したつもりだったが、体に染み付いたにおいが取れないままだった。
[2005年03月22日入湯]

倶利伽羅の里 祥楽の湯の住所

●住所:石川県津幡町

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住んでるとこは中部地方。
最近は多忙で、湯めぐりする機会になかなか恵まれず、悶々としている今日この頃です。
以前は毎週のように温泉に通ってたけど、最近は年に数度の遠征旅行で温泉を巡っています。

このページに記載されている倶利伽羅の里 祥楽の湯の体験記は、主観に基づくものです。
また、データは基本的に入湯日(2005年03月頃)のものとなっています。入湯料などは変動する可能性があります。