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【縄文真脇温泉】縄文真脇温泉浴場(石川県能登町)

濁り湯 掛け流し

縄文真脇温泉・縄文真脇温泉浴場の日帰り温泉入湯記

 縄文真脇温泉は、石川県の能登半島の先端能登町にある温泉。真脇遺跡という縄文遺跡のそばにある温泉で、遺跡にちなんだ一風変わった風呂がある。
 浴場は男女それぞれ一箇所。毎週男女が入れ替えになるとのこと。受付は大きな屋根がかかった屋内のようでいて屋外というちょっと変わった場所。券売機で入湯料を支払い、脱衣所へ。
 脱衣所はいたって普通だが、浴場は大きな掘っ立て小屋のようなとても不思議な雰囲気だ。薄暗く、時折間接照明があってムードを高めている。
 床は石張りで、壁の一部は木製となっている。改装したばかりなのか、気のいいにおいがした。
 浴場の構造は極めて複雑で、小さなくぼみに浴槽があったり、奥深くには洞窟のように囲われた場所があったりと、とても楽しい仕掛けになっている。高低差もあるので、「いわゆるバリアフリー」ではないが、入っていてとても楽しい。
 お湯は、温泉水が若干入っているとのことだが、浴感はなく、沸かし湯のようだ。塩素もかなりきつい。湯温は、やや熱め。洞窟風呂は湿気が溜まり、ちょっとしたミスとサウナのようだった。

 露天風呂も高低差がかなりある。手作りと思われるレンガが浴槽のある小高い場所まで敷かれていている。高級感こそないが、なかなかよい雰囲気だ。
 浴槽は水風呂ひとつと普通の風呂が3つ。いずれも5~10人が入れる程度の規模。湯温は、浴槽によって微妙に異なる。
 お湯は、温泉分析書には塩素が入っていると書かれていたが掛け流しのように感じられた。湯色はやや緑色で濁っており、コケが生えた堀のようだ。
 味は、かなり濃い塩味。しかも苦いので、口に含んだものを飲み干すのがつらいほどだ。

 内湯のお湯がイマイチだったが、雰囲気といい眺めといい、泉質といいどれも特徴のある入り応えのある風呂だった。
[2006年07月23日入湯]

縄文真脇温泉浴場の地図

●住所:石川県能登町

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住んでるとこは中部地方。
最近は多忙で、湯めぐりする機会になかなか恵まれず、悶々としている今日この頃です。
以前は毎週のように温泉に通ってたけど、最近は年に数度の遠征旅行で温泉を巡っています。

このページに記載されている縄文真脇温泉浴場の体験記は、主観に基づくものです。
特に、掛け流しかどうかは「掛け流しと感じたか」どうかを基準としている場合があります。浴槽の一部のみが掛け流しの場合、その時の気分によって掛け流し認定していたり、掛け流し認定していなかったりということがあります。(気まぐれということです。)
また、データは基本的に入湯日(2006年07月頃)のものとなっています。入湯料などは変動する可能性があります。