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金石荘(石川県金沢市)

濁り湯

金石荘の日帰り温泉入湯記

金石荘は、金沢市の郊外、金石にある日帰り温泉施設。以前は旅館もやっていたが、現在では日帰り専門の入浴施設らしい。
温泉評論家・郡司 勇の著書の中で、かなりパンチのある塩分の濃い温泉と評されている。

はじめての金石荘

金石荘外観

金石荘は妻が生まれ育った地から割と近い場所にあるのだが、妻も初めての訪問。

古い旅館風の玄関を入り、入浴券を求めて小ぢんまりとした番台に差し出す。

脱衣所のロッカーは、なぜかステンレス製。錆びないようにとの配慮だろうか。だが、そこらじゅう金属の雰囲気は、業務用厨房のようにも思えて多少居心地が悪い。浴室も、一部がステンレス製だ。

金石荘のお湯はコーラ色で塩分が濃い

お湯は、コーラのような赤茶色で透明感がある。味は確かに濃い塩味。湧出量が毎分300リットル以上とかなり豊富なようだが、一部循環しているらしい。一見したところでは、特に塩素臭は感じないが、湯口の近くへ行くと、なぜか石鹸のニオイがした。

金石荘には露天風呂もあるのだが、こちらは透明の沸かし湯のようだった。

欲客は、金石荘付近の地元の人が多く、顔を震わせながら歯を磨く人、お湯をずーっとだしっぱなしにしながら湯船につかる人、脱衣所の小さな灰皿の上でタオルを絞る人などさまざまだが、誰も文句を言う人もいない。非常におおらかな雰囲気だ。

風呂から出ても、ずっと暖かさが逃げていかない。金石荘は寒い時期にはベストな温泉だ。

[2006.06.25入湯]

2度目の金石荘(2008.8.20)

妻が実母と金石荘へ行ってきたとのこと。

夏の訪問なのでさぞかし熱いかと思いきや、お湯がぬるめに設定されていたそう。
金石荘のお湯は、上記のようにかなり塩分の濃い温泉で入浴中どころか入浴後も汗が引かないタイプの温泉なのだけど、湯温がぬるめに設定されていたので風呂上りもさっぱりだったとのこと。
金石荘のほうでも季節にあわせて温度設定をしていたりするのだろうか。

露天風呂

露天風呂のほうは、お湯が透明で、やはり沸かし湯と思われたとのこと。
金石荘のお湯は特長があるのだからせっかくなので露天も温泉にすればいいのにと思う。

この露天風呂では、小学生の親子が泳ぎの練習をしていたという。
金石荘は温泉施設というよりも近所の銭湯という感覚に近いのだなと感じた。

[2008年08月20日入湯]

金石荘の地図

●住所:石川県金沢市金石本町

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住んでるとこは中部地方。
最近は多忙で、湯めぐりする機会になかなか恵まれず、悶々としている今日この頃です。
以前は毎週のように温泉に通ってたけど、最近は年に数度の遠征旅行で温泉を巡っています。

このページに記載されている金石荘の体験記は、主観に基づくものです。
また、データは基本的に入湯日(2008年08月頃)のものとなっています。入湯料などは変動する可能性があります。