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【須川高原温泉】千人風呂(岩手県一関市)

濁り湯 掛け流し

須川高原温泉・千人風呂の日帰り温泉入湯記

 須川高原温泉は、国定公園栗駒山の標高1126mに位置する温泉。国道342号の、岩手県と秋田県の県境に位置する。

須川高原温泉の源泉はものすごい

 須川高原温泉では、摂氏49度のお湯が、毎分6000リットルもの源泉が自噴しているという。草津温泉の湯畑に匹敵するような湯量のお湯が、ここ須川高原温泉ともう一軒の施設とで独占しているというのだから、質の高さがうかがい知れる。

 しかも泉質は、日本でも非常に珍しいという強酸性のみょうばん緑ばん泉。

 そんなこともあってか、かなり大きな駐車場にもかかわらずたくさんの車が停まっている。

 

 温泉の建物の隣には、描け流しの足湯と露天風呂がある。
 建物裏手の山の中腹では、何箇所からかぼこぼこと源泉が湧き出て川になっている。ホースをつたって足湯や露天風呂、内風呂へとお湯が注ぎ込まれているが、ホースの脇からお湯が漏れ出している。だがそんなことは気にしなくても源泉は溢れんばかりに次から次へと湧き出ている。
 そんな足湯と源泉を見学した後、千人風呂といわれる風呂がある建物内部へ。

 

須川高原温泉の内湯

 須川高原温泉ホテルの中には風呂のほかプールもある。プールといっても温泉を使用しているようだ。毎分6,000リットルも湧き出ていればプールを作るのも簡単だ。
 内湯のほうは、木造で大きな梁と木でできた壁がいい感じだ。
 大きな湯船にどくどくと源泉が注ぎ込まれている。お湯は乳白色で硫黄の香りがする。
 風呂の前にある効能書きによると胃腸病、婦人病、呼吸器病などに効くとのことだ。噴出量は6,000リットルという話だったが、計測不能、pHはなんと2.2だという。レモン以上に酸っぱい温泉だ。

[2004年08月14日入湯]

千人風呂の地図

●住所:岩手県一関市厳美町

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最近は多忙で、湯めぐりする機会になかなか恵まれず、悶々としている今日この頃です。
以前は毎週のように温泉に通ってたけど、最近は年に数度の遠征旅行で温泉を巡っています。

このページに記載されている千人風呂の体験記は、主観に基づくものです。
特に、掛け流しかどうかは「掛け流しと感じたか」どうかを基準としている場合があります。浴槽の一部のみが掛け流しの場合、その時の気分によって掛け流し認定していたり、掛け流し認定していなかったりということがあります。(気まぐれということです。)
また、データは基本的に入湯日(2004年08月頃)のものとなっています。入湯料などは変動する可能性があります。
施設の都合により日帰り入浴をやめている、繁忙期は日帰り入浴を受け付けないなど例外的措置をとっている場合がありますのでご注意ください。