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【姥湯温泉】枡形屋(山形県米沢市)

混浴 濁り湯 掛け流し

姥湯温泉・枡形屋の日帰り温泉入湯記

 姥湯温泉・枡形屋は山形県米沢市にある一軒宿。

 姥湯温泉までの道は大変

  国道13号から宮城方面へ県境付近まで進み、細い山道を行く。10kmほどで見えてくる滑川温泉からさらに7kmほど進むのだが、滑川温泉から姥湯温泉までの道のりは、大変厳しいものがある。何しろ、つい数年前まで、スイッチバックで上らなければならない箇所もあったようだ。

 姥湯温泉名物スイッチバック



 幸か不幸か現在は、道路改良が施され、スイッチバックこそなくなっているものの、切り替えししないと上れない急カーブやタイヤが空転してしまうほどの急勾配があり、山奥の秘湯へ行くんだということを走りながらも実感できる。一番急な坂は勾配が22%もあるほどだ。

 その山道の最奥に、姥湯温泉・枡形屋がある。

姥湯温泉の混浴露天風呂を日帰りで楽しむ

 日帰りで入浴可能なのは、露天風呂のみ。混浴露天風呂と女性専用露天風呂だ。
 かなりの秘湯ということで混浴でも女性が半分ほど。カップルや夫婦が多い。
 お盆なので人が多いと思いきや、余裕を持って入れる程度の客入りで湯船を独占している時間もかなりあった。

 深い渓谷の上流に源泉があり、源泉からはお湯を冷ますための湯樋を伝ってお湯が流れてきている。そのお湯が掛け流しで浴槽にドバドバと注ぎ込まれている。

姥湯温泉の余り湯は川に温泉を作っていた

 余ったお湯はそのまま川に流され、湯船のようになっている。立ち入り禁止の表示がありつつも、実際は湯浴を楽しんでいる人もいる。


 そちらは、川水と湯が混じっているということでかなりぬるめだが、夏なのでとても気持ちがいい。
 川は湯船の2~3メートルほど下にあるのだが、その谷から悲鳴のような声が聞こえてきた。
 「もしかして誰かおぼれているのでは?」と下を覗き込んでみたら、あまりの気持ちよさに雄たけびを上げているのと思しき女の人がいた。

露天風呂を楽しむ

姥湯温泉名物の露天風呂

 入浴可能な2つの湯船を交互に行き来して、それぞれのお湯を楽しむ。上の浴槽が源泉に近く、若干熱めとなっているようだ。
 いずれも10人ほどが快適に過ごせる規模だが、前述のとおりあまり人がいなかったので、大いに楽しむことができた。

[2006年08月15日入湯]

枡形屋の地図

●住所:山形県米沢市姥湯

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湯めぐりと旅行とDIY好きの家族です。
住んでるとこは中部地方。
最近は多忙で、湯めぐりする機会になかなか恵まれず、悶々としている今日この頃です。
以前は毎週のように温泉に通ってたけど、最近は年に数度の遠征旅行で温泉を巡っています。

このページに記載されている枡形屋の体験記は、主観に基づくものです。
特に、掛け流しかどうかは「掛け流しと感じたか」どうかを基準としている場合があります。浴槽の一部のみが掛け流しの場合、その時の気分によって掛け流し認定していたり、掛け流し認定していなかったりということがあります。(気まぐれということです。)
また、データは基本的に入湯日(2006年08月頃)のものとなっています。入湯料などは変動する可能性があります。
施設の都合により日帰り入浴をやめている、繁忙期は日帰り入浴を受け付けないなど例外的措置をとっている場合がありますのでご注意ください。