【白布温泉】中屋別館・不動閣（山形県米沢市）

　白布温泉は、福島県と山形県を結ぶ西吾妻スカイラインの山形県側の入口付近にある温泉。
　行きたかった、新高湯温泉・吾妻屋旅館が日帰り入浴の時間を終えていたので、ふもとにある白布温泉の中屋別館・不動閣に入湯した。

　受付で教えられた通路を通っていくが、増築を繰り返しているためか、中は迷路のようだ。迷路を抜けると、上と下に続く数段の階段が2つある。上は、オリンピック風呂と呼ばれる内湯、下は露天風呂への通路となっている。
　オリンピック風呂は、東京オリンピックを記念した風呂だそうで、とてもユニークな形をしている。奥行きは2メートルほどしかないが、長さは20メートルほどもあるという変わった浴槽。風呂の前が崖になっており、景色を堪能するために細長い形状となっているのだろうが、残念ながら暗くて何も見えない。
　お湯は無色透明、癖のないものだ。

　下の露天風呂の方へ行ってみる。こちらは先ほどの内湯の下にあり、下に川が流れているようだ。屋根付なので、雨でも安心して入っていることができる。

　風呂からあがった後、温泉分析書を見て、逆上症に効果があるということを知る。逆切れに効くということだろうか。