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【蓮華温泉】白馬岳蓮華温泉ロッジ(新潟県糸魚川市)

混浴 濁り湯 掛け流し

蓮華温泉・白馬岳蓮華温泉ロッジの日帰り温泉入湯記

蓮華温泉ロッジは、新潟県と長野県の県境付近の山奥に位置する秘湯。

蓮華温泉ロッジまでの道のりは長い

蓮華温泉ロッジまでは、糸魚川と松本を結ぶ国道48号から林道を入り20km以上走らなければならない。
バスが通るほどの道なので悪路ではないのだが、舗装状態は決して芳しいものではなく、しかも急勾配かつ道が細い。

蓮華温泉ロッジがこの道路の終点で、道路が行き止まりになっているため、秘湯度が高く感じられる。

蓮華温泉ロッジの特長

蓮華温泉ロッジの特長と言えば、なんと言ってもロッジ裏手の山に点在する混浴の露天風呂群。
泉質が異なる野趣溢れる4つの露天風呂を山の中を歩きながら楽しむことができるというなんとも贅沢な温泉施設だ。
しかもありがたいことに、これらの温泉は宿泊者だけではなく日帰り入浴客にも解放されている。

蓮華温泉の露天風呂めぐり

蓮華温泉ロッジには内湯もあるが、まずは露天風呂を試してみることにする。

ロッジの裏手にある階段を上っていくと、5分ほどで最初の露天風呂「黄金湯」にたどり着く。

静かな山の中の露天風呂・黄金湯

黄金湯には2人の先客がいた。浴槽は3~4人ほどが入れる木枠でできた小さなものだ。
山の中にあるとはいえとても開放的な露天風呂で、脱衣所もない。まるで無料の野湯のようだ。
脱衣所もないので当然のことながら女性の入浴は難しい。

蓮華温泉・黄金湯

あたりで適当に服を脱ぎ、かけ湯をして湯に浸かってみることにする。
お湯は透明度が高いもののやや色が付いている。黄金湯の名前の由来は湯が黄みがかっていることから名づけられたのだそうだ。
泉質は重炭酸土類泉で、飲んでみると若干の鉄分+甘みを感じる。とてもおいしい温泉だ。

蓮華温泉名物・仙気の湯

引き続いて、蓮華温泉の中でも最も人気が高い「仙気の湯」へ行くことにする。黄金湯からは山道を歩いて10分ほどの距離だ。

山の中を歩いていくと突然森が開け、仙気の湯にたどり着いた。

あたりにあまり木が生えていないことから、見晴らしがとてもよい。湯船はわりと大きく5~6人は入れそう。
先客は3人。男性2人と水着を着た女性1人が入っている。本当はもっとお客さんがいたらしいのだけど、女性が来た時点で帰っていってしまったそうだ。

蓮華温泉名物・仙気の湯

お湯は先ほどの黄金湯とは大きく異なり、白く濁っている。飲むと酸っぱさを感じた。
この仙気の湯は単純酸性泉とのこと。

岩組の露天・薬師の湯

続いて、仙気の湯から数分のところにある薬師湯へ。

薬師湯

薬師の湯へはガレ場の中の階段を上っていくことになる。すぐ右には源泉地帯があり、ところどころでボコボコとお湯が沸いている。

階段を上りきったところに薬師湯はあった。
湯船は岩組みで小ぶりなものだが、家族連れが5人も水着を着て入っていたのでとても入りづらい雰囲気だった。

先客が去るまでまとうと思いしばらく時間をつぶしていたら、「どうぞ、入ってください」と声をかけられたので、少しだけ湯を楽しんだ。

三国一の湯は入湯できず

三国一の湯

続いて、仙気の湯の前を通り再び山道に入っていく。そして三国一の湯へ行くが、残念ながら湯温が低く入湯することができなかった。

蓮華温泉ロッジの内湯・総湯

一番最後に蓮華温泉ロッジ内の内湯に入る。内湯は総湯と呼ばれていて、かつてはここも露天風呂だったようだ。

蓮華温泉ロッジの内湯・総湯

内湯の泉質は、黄金湯と仙気の湯をあわせたようなもの。白濁しているがあまり酸っぱさを感じない、マイルドなものだった。

[2008年08月14日入湯]

白馬岳蓮華温泉ロッジの地図

●住所:新潟県糸魚川市

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住んでるとこは中部地方。
最近は多忙で、湯めぐりする機会になかなか恵まれず、悶々としている今日この頃です。
以前は毎週のように温泉に通ってたけど、最近は年に数度の遠征旅行で温泉を巡っています。

このページに記載されている白馬岳蓮華温泉ロッジの体験記は、主観に基づくものです。
特に、掛け流しかどうかは「掛け流しと感じたか」どうかを基準としている場合があります。浴槽の一部のみが掛け流しの場合、その時の気分によって掛け流し認定していたり、掛け流し認定していなかったりということがあります。(気まぐれということです。)
また、データは基本的に入湯日(2008年08月頃)のものとなっています。入湯料などは変動する可能性があります。
入湯当時は混浴でしたが、事情により混浴が中止になっている場合もあります。
施設の都合により日帰り入浴をやめている、繁忙期は日帰り入浴を受け付けないなど例外的措置をとっている場合がありますのでご注意ください。