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【木部谷温泉】松乃湯(島根県吉賀町)

濁り湯 掛け流し

木部谷温泉・松乃湯の日帰り温泉入湯記



木部谷温泉・松乃湯は島根県にある一軒宿。
あたりはぽつぽつと住宅がある以外は田んぼが広がるどこにでもあるような田舎で、温泉があるとは想像できないような場所だ。
そんな立地なのだが、全国的にも珍しい間欠泉が湧く温泉がある。

松乃湯の建物も一見しただけでは温泉宿とはわからないようなちょっと大きな民家のような感じで、「木部谷温泉」という看板がなければ貴重な温泉があるとは全く気づかない。

宿の前に車を停めて、まずは木部谷温泉の源泉である間欠泉を見に行く。
建物の裏手の山を100メートルほど歩くと目の前に浅い池のようなものが見えてきた。その奥に間欠泉の噴出口がある。



間欠泉はほぼ30分毎に見られるということなのでしばらく待っていたがなかなか噴出しない。
20分ほど待った頃、ようやくゴボゴボと音がしてきた。ここへ来たのは前の間欠泉が終わった直後だったのかもしれない。

間欠泉を見るのははじめてだ。はじめは少ししか出ていなかった温泉水は徐々に高さが高くなっていき、5分ほど噴出した後また勢いを弱めて行った。
あふれ出た水は周囲の浅い池のようなところから側溝を伝って建物のほうへ流れていく。
水は茶色くにごり、まるで泥水のようだ。

間欠泉を見終わったあと、いよいよ入湯。
朝早くということもあってか、先客は誰もおらず独占状態での利用だ。



浴室は洗い場が数箇所と長方形の浴槽があるだけの至ってシンプルなもの。
源泉はかなりぬるいため通常は出ていないが、蛇口をひねればたくさん出すことはできる。また源泉を沸かしたお湯もバルブをひねって出すことができる。

泉質は含二酸化炭素-ナトリウム-塩化物・炭化水素塩泉で、20.7度のお湯が毎分約200リットル湧出しているとのことだ。
「含二酸化炭素」ということで飲んでみると非常に炭酸っぽい。また色から推察できる通り、鉄っぽくもある。
[2007年05月05日入湯]

松乃湯の地図

●住所:島根県吉賀町柿木村木部谷

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湯めぐりと旅行とDIY好きの家族です。
住んでるとこは中部地方。
最近は多忙で、湯めぐりする機会になかなか恵まれず、悶々としている今日この頃です。
以前は毎週のように温泉に通ってたけど、最近は年に数度の遠征旅行で温泉を巡っています。

このページに記載されている松乃湯の体験記は、主観に基づくものです。
特に、掛け流しかどうかは「掛け流しと感じたか」どうかを基準としている場合があります。浴槽の一部のみが掛け流しの場合、その時の気分によって掛け流し認定していたり、掛け流し認定していなかったりということがあります。(気まぐれということです。)
また、データは基本的に入湯日(2007年05月頃)のものとなっています。入湯料などは変動する可能性があります。
施設の都合により日帰り入浴をやめている、繁忙期は日帰り入浴を受け付けないなど例外的措置をとっている場合がありますのでご注意ください。