【日向サンパーク温泉】お舟出の湯（宮崎県日向市）

　泊まった道の駅・日向のすぐ近くにあった温泉。
　とてもきれいな建物。受付の横には、残留塩素濃度の数値がリアルタイムで表示されている。掛け流しが当たり前の阿蘇・くじゅうエリアからやってきた我々はびっくりしてしまった。
　なぜそこまで残留塩素濃度にこだわっているのかと思ったら、ここが循環湯によるレジオネラ菌の繁殖で8名の死者(1名は自殺)と300名の入院患者を出し悪名を馳せた温泉だということを、このブログを書こうと思い調べものをしている時点ではじめて知った。

　入ってみたが、塩素はそれほどきつく感じない。露天風呂では臭いこそしたが、内湯ではあまりにおいは感じなかった。
　気になったのは、お湯のぬるぬる感。「滑りやすい」の注記どおりとても滑りやすい。木の湯船には滑り止めのでこぼこが打ち付けてあるのだが、そのでこぼこが不快なのでまたごうとしたらバランスを崩して結局滑って転びそうになった。
　男女交代制のもう一方の風呂は岩風呂だそうだが、妻によるとそちらも滑りやすかったとのこと。