【しきぶ温泉】湯楽里（福井県越前市）

湯楽里は、福井県越前市にある公共の宿。日帰り入浴も利用できる。
福井市側からアクセスすると、国道8号を敦賀方面へ折れ、1キロほどのところにある道を右折したところにある。

湯楽里の玄関にはバスが停まっていた。宿泊客だろうか。

受付を済ませエレベーターで2階にある浴場へ。エレベーターは斜めに進んで行く、斜行エレベーターだ。
こういうよくわからない施設に金を使うあたりは、さすが公共の宿といった感じだ。

そういえば、似たような施設に徳島県のホテル祖谷温泉がある。祖谷温泉はケーブルカーだったが、ケーブルカーで下りた先に渓流が望めるという必然を伴ったケーブルカーだ。
だが残念なことに、湯楽里のエレベーターは特にそういった意味はないようだ。それでも、この斜行エレベーターは自慢の施設のようで、県内初だったかそんなようなことが書かれていた。

エレベーターを降りると休憩所になっていて、こんなに人がいて風呂は満員にならないのだろうかというほどの老人がくつろいでいた。

そんな心配は杞憂で、浴室はそれほど混んでいなかった。
それにしても、ここ湯里楽の浴室はたくさんの浴槽がある。ジャグジーもあるし、温度別の風呂も複数ある。

泉質は、ナトリウム－炭酸水素塩泉。ぬるぬる感はかなりのものだ。
ただ、お湯は循環で塩素臭がした。
このお湯をかけ流しで楽しめば、ぬるぬる感ももっとすごいものになるだろうと感じた。